鳩山さんが人のよさそうなのは皆が認めるでことしょう。しかし、“空気と水はただ” だと思っている我々日本人が、“平和と安全も当然” のことのようにしか考えなくなってしまった結果が鳩山民主党政権だとすれば、TVと新聞の罪は重大であり、また “能天気” な我々にも責任の一端はあるといえます。
僕が鳩山首相の委員会での答弁や普天間基地問題をめぐる発言を聞いていて思ったのは、何も言っていないのと同じだということでした。“のらりくらり” とも違っていて鳩山さんご自身の中身がない? のか、答えているようで答えず、まるで “ブラックホール” のように感じました。鳩山さんは何事につけても優等生的な模範解答はできて相手を敵に回すことはないかもしれませんが、その場その場に合わせているだけの人なのだと思います。
高い内閣支持率を見ると、このような人は “みこし” として担ぎ上げるには最適かもしれず、取り巻きの幹部たちは「好きに言わせておけばいい」 と考えている節が見えます。小沢氏などは、TVが 「事業仕分け」 で視聴者の関心を引き付けてくれれば当分、民主党は安泰でいられるとは思っているのではないかと、邪推したくもなります。
小沢、鳩山両氏とも身辺の政治資金問題でメディアを騒がせておりますが質は違うようです。“身の程を知る” という言葉がありますが、だれしも何かの契機にそれを感じたりするもので、自戒しつつそれをまた糧として前向きに生きるものだと思います。果たして両氏はどうなのでしょうか。
懲りない小沢氏はともかく、“宇宙人” の鳩山さんは、“実母から数十億円” の報道に、「……今でもないと信じていたい」 とは相変わらずの答えです。普通の感覚を持っていれば、“潤沢な資産を当てにされているだけで政治家として重用されて民主党幹部になったわけではない” ということは、とうの昔に分かっても不思議ではないことでした。
今、「恵まれたれた環境に育った」と言う鳩山首相は、文字どおり湯水のようにお金を使いながら偽装献金で政治活動を行ってきたご自身のことを、改めてどのように認識されたのでしょうか。自覚のないまま日本を切り売りしてしまう前に、一刻も早く宇宙へお帰りいただきたいと願っています。

